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美容コラム

  • 2024.12.12
  • たるみ・小顔・二重アゴ
  • ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射の効果とは?持続期間や副作用、おすすめの部位を徹底解説!

ヒアルロン酸注射の効果とは?持続期間や副作用、おすすめの部位を徹底解説!

ヒアルロン酸注射は、美容クリニックで人気の高い施術の一つです。顔のしわやくぼみ、たるみの改善、肌の保湿効果など、さまざまな美容効果や肌質の改善が期待できるため、肌トラブルが多い方を中心に、幅広い年齢層で利用されています。

しかし、成分を直接肌に注入する施術のため、持続期間や副作用のリスク、アフターケアの方法を理解しておくことが大切です。今回は、ヒアルロン酸注射の効果やおすすめの部位、施術の流れや具体的な副作用について解説します。

ヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸注射とは、しわやたるみの改善、肌の乾燥、小じわの軽減など、さまざまな肌の問題を解消するために使用される美容治療の一つです。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、保湿効果が高く水分を保持する能力に優れています。このヒアルロン酸を直接注入することで、肌にハリと潤いをもたらすというメカニズムです。

ヒアルロン酸注射にはメリットデメリットがあり、両面を理解したうえで施術に臨むのが推奨されます。

ヒアルロン酸注射の主なメリットは、以下の通りです。

  • ・注射後すぐに効果を実感できる
  • ・ダウンタイムが短く日常生活への影響が少ない
  • ・施術の所要時間が短い
  • ・一度の施術で効果が長期間持続する

一方で、ヒアルロン酸注射には以下のデメリットがあります。

  • ・根本治療ではない
  • ・一部の人にアレルギー反応が出ることがある
  • ・副作用を起こすことがある
  • ・最終的に体内に吸収されてしまうので効果が失われる

ヒアルロン酸注射の施術では、事前に専門の医師がカウンセリングを行います。相談内容から施術しても問題ないか、どのような施術が適しているかを判断するため、気になる方はまず受診してみるとよいでしょう。

ヒアルロン酸注射の効果

ヒアルロン酸注射の効果

注射によって肌にヒアルロン酸を補充することで、以下の効果が期待できます。

  • ・しわやたるみの改善によるハリや潤いの復活
  • ・肌のボリュームアップ

通常、加齢によって肌のハリが無くなり、深い溝となったシワやくぼみが目立ってきます。症状が目立つ部位にヒアルロン酸を注入することで、体内のヒアルロン酸と融合し、皮膚にふくらみを持たせ、即効的にシワを解消可能です。

ヒアルロン酸注射で得られる主な効果

ヒアルロン酸注射によって、肌のたるみやしわの改善が可能です。しかしそれ以外にも、施術方法によって以下の効果が期待できます。

  • ・ほうれい線を目立ちにくくする
  • ・目の下のくまを改善する
  • ・ゴルゴラインを改善する
  • ・おでこに丸みを持たせる
  • ・頬こけを改善解消する
  • ・唇にハリを持たせる
  • ・小顔効果
  • ・首のしわ改善

具体的な効果の有無は、施術を行う部位や個人の体質によって異なります。医師のカウンセリングの際には、どこに悩みを抱えているのか打ち明けて、最適な施術を行ってもらえるよう協力しましょう。

即効性と持続性について

ヒアルロン酸注射は、施術から数日程度で効果を実感できるといわれます。一般的に、注射直後から肌のハリやしわの改善が見られ、1週間程度かけて自然な仕上がりに収束する方が多いようです。持続期間は使用する製剤の種類や部位、個人の代謝によって異なりますが、約6か月〜1年程度が一般的です。施術後のアフターケアを怠らなければ、効果を長く持続させられるでしょう。

顔のどの部分に効果があるのか?

ヒアルロン酸注射は、症状に合わせて顔のさまざまな部位に効果を発揮します。例えば、おでこのハリを蘇えらせるなら頭部に注射し、小顔効果を望むならあごや鼻にヒアルロン酸注射を行います。そのほか、小鼻の付け根や目の周りに施術を行うことで、しわ・くぼみの改善も期待できます。

使用されるヒアルロン酸の成分や品質によっても効果が左右されるといわれるため、クリニックでどのような成分が用いられるのか、事前に聞いておくとよいでしょう。

ヒアルロン酸注射の持続期間とメンテナンス

ヒアルロン酸注射の持続期間とメンテナンス

ヒアルロン酸注射はクリニックの選び方も大切ですが、術後のアフターケアによって持続期間やその後の肌の状態に影響するものです。「1回やれば終わり」の施術ではないため、以下の点に注意しながら日常生活を過ごしましょう。

持続期間はどれくらい?

ヒアルロン酸注射の持続期間は、使用するヒアルロン酸の種類や注入する部位、個々の肌の状態や代謝の速さによって異なります。一般的には、6か月から1年程度が目安とされますが、効果が永続するわけではありません。アレルギー反応や副作用が起こる可能性もゼロではないため、術後に違和感がある場合は医師へ相談することが大切です。

効果を長持ちさせるためのポイント

ヒアルロン酸注射の効果をできるだけ長持ちさせるためには、施術後の適切なアフターケアが欠かせません。施術直後は、激しい運動や飲酒、長風呂といった血行を促進する行為を避けましょう。血行の促進はヒアルロン酸の吸収と代謝を早め、持続期間を短くする可能性があります。ただし、あくまでも施術直後に注意すべき事柄で、持続期間中ずっと上記の行為に気をつける必要はありません。

また、紫外線も肌のターンオーバーや老化に影響するため、日焼け止めを塗り、外出時には帽子や日傘を使用しましょう。紫外線によるダメージを防ぐことが、効果の持続につながります。

ヒアルロン酸注射の副作用とリスク

ヒアルロン酸注射の副作用とリスク

美容クリニックの施術は、副作用を起こす可能性があります。リスクを減らすには初期段階のカウンセリングでしっかりと悩みや肌質といった重要な情報を余さず伝え、施術後も違和感がある場合はすぐに受診することが大切です。

一般的な副作用とは?

ヒアルロン酸注射による一般的な副作用の症状として、以下が挙げられます。

  • ・腫れ
  • ・むくみ
  • ・内出血
  • ・異物感
  • ・チンダル現象

など

「チンダル現象」とは、ヒアルロン酸を注入した部位が少し青みがかる症状です。害はありませんが、気になる方は分解剤を処方して溶解できます。

上記のほか、血管やリンパに異物が入り込むことにより皮膚の壊死を引き起こす「塞栓症」のリスクがあります。心配な方は、血液中に含まれる成分「PRP」を使用することで塞栓症のリスクがない「プレミアムPRP皮膚再生療法」がおすすめです。姉妹院の聖心美容クリニックにて対応しておりますので、興味のある方はぜひご検討ください。

施術後になんらかの副作用を感じる場合は、悪化する前にクリニックへ行き確認してもらいましょう。

リスクを回避するための対策

ヒアルロン酸注射のリスクを最小限に抑えるには、信頼できるクリニック・医師を選ぶことが大切です。経験豊富な医師は施術の精度が高く、患者様に対して適切な説明やアドバイスを提供できるため、安心して治療を受けられます。

また、施術前のカウンセリングでは、知っている悩みや肌質の情報はすべて開示することも大切です。

医師はカウンセリングの内容や患部の状態を診断して、ヒアルロン酸の適切な種類や注入量を判断します。もし特別な疾患や体質の存在を隠してしまうと、副作用を起こす可能性が上がるかもしれません。

ヒアルロン酸注射のおすすめの部位

ヒアルロン酸注射のおすすめの部位

ヒアルロン酸注射がおすすめの部位は、以下の通りです。

  • ・こめかみ
  • ・ほほ
  • ・ほうれいせん
  • ・目の下
  • ・小鼻の付け根
  • ・唇
  • ・あご

など

s-laboでは、上記の部位にヒアルロン酸注射を行うことでボリュームアップ効果が期待できます。また、目の下への注射では涙袋の形成、小花の付け根ではくぼみの改善も可能です。

実際の施術では、患部の状態や悩みの内容に応じて部位が決定されます。上記以外の部位にも施術可能ですので、お気軽にご相談ください。

S-Labo(エスラボ)のヒアルロン酸注射について詳しくはこちら
ヒアルロン酸注射(シワ・涙袋形成・輪郭形成) | 東京の医療脱毛・美容医療のS-Labo(エスラボ) クリニック渋谷院

ヒアルロン酸注射の施術の流れ

ヒアルロン酸注射の施術の流れ

初めて美容クリニックを受診する方は、以下の流れを参考にしてください。

施術前のカウンセリング

ヒアルロン酸注射では、施術の前に医師とのカウンセリングが必ず入ります。カウンセリングは患者様の肌に関する悩みや症状、自身の体質について余さず伝えなければなりません。ヒアリングの際は、質問内容をしっかりと聞き取り、嘘偽りのないよう答えましょう。

施術当日の流れ

施術当日の流れは、基本的に以下の通りです。

  • ・カウンセリング
  • ・ヒアルロン酸注入
  • ・クーリング

なお、施術時間は15分〜20分程度です。洗顔やシャワーは施術後にしても問題ありませんが、施術部位を強く刺激すると効果の持続期間が短くなってしまいます。

施術後のケアと注意点

施術後は副作用により赤みや腫れが生じる可能性があるため、タオルで巻いた保冷剤や氷水の袋を当てて冷やしましょう。このとき、一度に長時間当てるのではなく、短時間を数回に分けて行うのがおすすめです。

なお、施術直後の激しい運動やマッサージ、長風呂やサウナは血行を促進して効果の持続時間を短くします。施術直後に関しては、これらの行為は避けたほうがよいでしょう。

また、施術直後のリキッドファンデーションも控えるのをおすすめします。リキッドファンデーションだと、外気に触れた内容物が注射時の針穴に入り込んで、雑菌を繁殖させるかもしれません。

なお、上記の行為に注意するのは施術当日です。基本的には翌日から、不安な方は数日待てば問題ありません。そのほか、日常の保湿を継続的に行うことで、ヒアルロン酸注射の効果を高められるでしょう。

ヒアルロン酸注射を受ける前に知っておくべきこと

ヒアルロン酸注射を受ける前に知っておくべきこと

肌の悩みを解消したいと考えている方は、以下の準備を整えておきましょう。

適切なクリニックの選び方

ヒアルロン酸注射を受ける際、信頼できるクリニックを選ばなければなりません。クリニックの評判やヒアルロン酸の種類、実績の有無など、総合的に評価して判断しましょう。また、カウンセリングのときもリスクや副作用についての情報を正確に提供しているかも判断基準の一つです。

施術前の準備とアフターケア

施術を受ける前に、カウンセリング時とは別の肌トラブルが起きていないか、施術後に激しい運動やサウナといったスケジュールを入れていないか確認しましょう。副作用が起こるかは、体質だけでなくアフターケアも大きく影響します。施術後は肌へのダメージを最小限にするよう、日差しや運動、長風呂やリキッドファンデーションに気をつけましょう。

ヒアルロン酸注射に関するよくある質問

ヒアルロン酸注射に関するよくある質問

ヒアルロン酸注射に関してよくある質問で副作用について心配される方が多いようです。ヒアルロン酸注射にはダウンタイムがあるため、施術後2日〜3日以内に施術部位の赤みや腫れ、内出血が生じるかもしれません。

しかし多くの場合はファンデーションで隠せるレベルのため、長引いても1週間〜2週間程度で治まります。ただし副作用の影響が大きい、または長引いていると感じる場合は、クリニックに相談しましょう。

ヒアルロン酸注射のことならエスラボがおすすめ

ヒアルロン酸注射は、施術前のカウンセリングとアフターケアが重要な役割を担います。副作用の防止や効果の持続性を最大化するには、適切な質疑応答と、施術後のルールを守らなければなりません。

エスラボでは、姉妹クリニックである「聖心美容クリニック」の独自注入技術「聖心式マイクロテクニック」を継承し、正確・安全な施術を実施しております。

また、当院ではFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されている安全性の高い「TEOXANE(テオキサン)社(スイス)製のテオシアル(ヒアルロン酸)」を使用。3種類の製品から患者様の症状に合わせて最適な成分を選定します。ヒアルロン酸注射を検討されている方は、ぜひエスラボへご相談ください。

S-Labo(エスラボ)のヒアルロン酸注射について詳しくはこちら
ヒアルロン酸注射(シワ・涙袋形成・輪郭形成) | 東京の医療脱毛・美容医療のS-Labo(エスラボ) クリニック渋谷院

この記事の著者のドクター
末岡 大輔
S-Labo(エスラボ)クリニック渋谷院
【経歴】
2016年:東京女子医科大学病院 前期研修医として勤務
2018年:東京医科歯科大学病院 形成外科 後期研修医として勤務
2019年:日本赤十字社 武蔵野赤十字病院 形成外科医員として勤務
2020年:東京医科歯科大学病院 形成外科勤務
2021年:茨城県厚生農業協同組合連合会 総合病院土浦協同病院 形成外科勤務
2021年:日本赤十字社 武蔵野赤十字病院 形成外科医員として勤務
2022年:東京医科歯科大学病院 形成外科勤務
2023年:聖心美容クリニック六本木院勤務
2024年:S-Labo(エスラボ)クリニック渋谷院勤務

【資格・所属】
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本美容外科医師会会員
日本形成外科手術手技学会会員
ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
ボトックスビスタ認定医
※無断キャンセルの場合、キャンセル料5,500円をいただきます