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美容コラム

  • 2024.03.21
  • 医療脱毛

VIO脱毛はしない方がいい?理由と後悔する人の特徴

VIO脱毛は幅広い年齢層の女性に浸透している一方で、予期せぬトラブルが報告されているのも事実です。後悔のポイントや改善方法を知ることで、初心者でも安全にVIO脱毛を受けられます。この記事ではVIO脱毛を検討している女性向けに施術の注意点や適切なアフターケアを解説します。

VIO脱毛をしない方がいいと言われる4つの理由

女性のための美容情報サイト「PAIRCARE」が行ったアンケートによると、10~40代のうち約8割がVIO箇所の処理をしていると回答しています。

しかし、その一方でVIO脱毛は痛みや腫れなどネガティブな情報が多く、脱毛を後悔している声があるのも事実です。 なお、VIO脱毛へのネガティブな声としては以下の点が挙げられます。

  • ・元に戻せない
  • ・痛みが強い
  • ・周囲の目が気になる
  • ・黒ずみが目立つ

元に戻すことができない

VIO脱毛は一度行うと元に戻せません。特に、発毛組織を根本から破壊する医療脱毛では発毛周期が完全にストップするため、元の状態に戻すのは不可能です。

VIOラインを完全に脱毛するハイジニーナでは、時間が経って施術を後悔するパターンも少なくありません。一方で、美容サロンによる脱毛であれば発毛組織そのものは破壊しないため、時間とともに発毛周期が回復します。

痛みが強い

VIO脱毛の不安材料として挙げられるのは痛みです。ほとんどのVIO脱毛では熱エネルギーによって発毛組織にダメージを与えるため、少なからず痛みが残ります。痛みには個人差がありますが、肌が弱い場合は数日間にわたって赤みが残るリスクもゼロではありません。

一般的に、美容脱毛よりも医療脱毛のほうが施術時の痛みが強く出ます。痛みがどうしても不安な場合は事前のカウンセリングで医師に悩みを伝え、麻酔クリームや笑気麻酔の活用を検討しましょう。

周囲の目が気になる

VIO脱毛は基本的に元に戻せないため、デザインに失敗した場合、周囲の目が気になってしまいます。特に温泉に入るときや、露出が多くなる夏場は水着を着る機会も多く、人目へのストレスからお出かけが苦痛になってしまうかもしれません。

また、肌へのダメージによって腫れや赤みが残った場合はオシャレが楽しめなくなるリスクもあります。

黒ずみが目立ってしまう

黒ずみは痛みや腫れと並んで多く寄せられるVIO脱毛のトラブルです。とは言えども、VIO脱毛そのもので黒ずみが生じるわけではありません。脱毛により肌が露出したことでもともと隠れていた黒ずみが目立ってくるパターンがほとんどです。

黒ずみには個人差があり、ほとんどの場合体への影響はありませんが、時間とともに範囲が広がったり、見た目として気になったりするなら医師に相談しましょう。

VIO脱毛で失敗しないためのポイント

VIO脱毛には不安の声も寄せられていますが、基本的なポイントをおさえることで失敗のリスクを下げられます。VIO脱毛の失敗を避ける主なポイントは以下のとおりです。

  • ・デザインをあらかじめイメージする
  • ・痛みについて事前に相談する
  • ・アフターケアを調べておく
  • ・照射可能範囲を確認する
  • ・白髪になる前に施術を受ける
  • ・トラブル時の対応を確認する

仕上がりのデザインを決めてから施術する

VIO脱毛を行うにあたって、仕上がりの具体的なイメージが大切です。特に、毛根へのダメージが大きい医療脱毛では1回あたりの効果が大きい反面、必要以上に毛を除去してしまう可能性があります。その結果、発毛の間隔がまばらになったりイメージと違う仕上がりになったりすることもあるでしょう。

事前カウンセリングの段階で施術スタッフに理想の仕上がりイメージを共有し、施術プランを具体的にシミュレーションしておくことで見た目のずれを防げます。

痛みに対する不安を解消してから施術に進む

VIO脱毛では一定の痛みが伴いますが、事前に相談することである程度は軽減できます。なお、施術中に痛みが生じる主な原因は以下のとおりです。

  • ・施術機器の出力が高い
  • ・毛量が多い
  • ・生理中
  • ・不安や緊張

VIOラインはもともと粘膜や骨に近いため、他の部位よりも痛みが強く表れます。また、毛量が多かったり密度が濃かったりするとレーザーが反応しやすく、施術時の痛みも強まります。

生理中だったり、不安や緊張が強かったりすると痛みを感じやすいため、タイミングを見きわめた施術が重要です。事前カウンセリングで麻酔の有無や費用を確認し、必要に応じて活用しましょう。

保湿やケア方法を調べてから施術する

VIO脱毛後は脱毛部位の丁寧な保湿が重要です。脱毛を行うと患部の皮膚が敏感になり、乾燥によるかゆみや赤みのリスクが高まります。施術後の保湿ケアを徹底することで脱毛部位の乾燥を防ぎ、皮膚トラブルの予防が可能です。

一般的な保湿アイテムとしては保湿クリームが挙げられます。最近では汎用性の高い保湿クリームが販売されていますが、適切な保湿ケアは個人の体質・肌質によって異なるため、施術を受けるクリニックに相談しましょう。

粘膜部分まで確実に照射可能か確認する

粘膜部分に毛が生えている場合は、事前に照射可能な範囲を確認しておくことが大切です。

多くの場合、サロンでの脱毛は照射範囲がIラインの内側など粘膜部分まで届きません。そのため、粘膜部分の毛を脱毛したい方にはサロン脱毛は向いていない場合があります。

また、クリニックでの脱毛も安全性を考慮して粘膜まで照射できない施設もあり、クリニックごとに照射可能な範囲が異なることがあります。

脱毛の照射範囲については、カウンセリング時に必ず確認しておくことが重要です。

白髪になる前に脱毛を済ませる

原則として、白髪でのVIO脱毛は不可能です。VIO脱毛で用いられる医療レーザーは毛の黒いメラニン色素に反応するため、白髪が増えた状態で脱毛を行っても望ましい効果が得られません。

医療針脱毛(ニードル脱毛)であれば白髪でも受けられますが、1本単位で毛を抜く施術のため、白髪が多いほど施術に時間や費用がかかります。安全な状態で施術を受けるためにも、毛が黒いうちにVIO脱毛を受けましょう。

もしもの場合に備えてトラブル時の対応を確認する

VIO脱毛はほとんどのクリニックにおいて安全に配慮した状態で行われますが、個人の肌質や機器との相性によっては術後トラブルが見られるパターンも考えられます。一般的なVIO脱毛で考えられる術後のトラブルは以下の通りです。

  • ・痛み
  • ・かゆみ
  • ・腫れ
  • ・赤み
  • ・極度の乾燥
  • ・仕上がりイメージのずれ

術後のトラブルの多くは数日〜1週間程度で自然におさまります。ただ、術後のケアが不充分だった場合、施術から時間が経っても皮膚トラブルが残ってしまう可能性に注意しましょう。 術後、予期せぬトラブルが見られた場合に備えて対処法を確認することで重症化を防ぎ、症状の慢性化を防止できます。

VIO脱毛のアフターケアはここに注意!

VIO脱毛後はアフターケアを丁寧に行うことで術後のトラブルを防げます。一般的なVIO脱毛で推奨されるアフターケアは以下のとおりです。

  • ・ぬるめのシャワーを浴びる
  • ・シャワー後はしっかりと保湿する

トラブル防止につながるアフターケアのコツを解説します。

施術後はぬるめのシャワーで刺激を与えない

ほとんどの場合、VIO脱毛から数日間は入浴が禁止です。施術後の脱毛部位は非常に敏感なため、入浴の刺激によって腫れや赤み、痛みが誘発される可能性があります。

そのため、施術後はシャワーを浴びるのが基本です。ただ、熱すぎるシャワーも皮膚を刺激するため、ぬるめの温度に設定することで皮膚への負担を軽減しトラブル防止につながります。

また、体を洗う際も皮膚を強くこするのは逆効果です。シャンプーをまんべんなく皮膚にのばすイメージで肌を軽くなぞるだけでも汚れが自然と落ち、清潔が保たれます。

シャワー後は保湿を行う

シャワー後は適切な保湿ケアが欠かせません。保湿を怠ると肌が余計に乾燥し、赤みやかゆみなどのリスクが高まります。特に乾燥肌・敏感肌の女性は、毎日の保湿が重要です。

シャワー後はクリームによる保湿が基本です。保湿クリームも最近では細分化が進んでおり、肌質によって最適な保湿クリームが変わってきます。肌質に合った保湿ケアに不安がある場合は早い段階で担当医に相談しましょう。最近ではおすすめの保湿クリームを販売している脱毛クリニックも増えています。

シャワー後の保湿をセットで行うことにより、脱毛後の皮膚トラブル防止が可能です。

痛みや赤みを感じた場合は相談する

施術から1週間以上経っても脱毛部位の痛みや赤みが治まらない場合は直ちにクリニックの専門医に相談しましょう。相談する場合、伝える情報は以下の通りです。

  • ・痛みの持続期間
  • ・痛みの強さ
  • ・痛みの範囲

施術後の痛みや赤みを放置するとさらなるトラブルを誘発します。脱毛後、気になる症状が少しでも見られた場合はクリニックへすぐ相談しましょう。

VIO脱毛のメリット

リスクや注意点が指摘されているVIO脱毛ですが、適切な施術法やアフターケアを徹底すればさまざまな効果が得られます。 一般的なVIO脱毛のメリットは以下の通りです。

  • ・自己処理の手間が省ける
  • ・水着や下着をストレスなく着られる
  • ・生理時に清潔を保てる
  • ・黒ずみを解消できる
  • ・コンプレックスがなくなる

自己処理の手間が省ける

自宅でのセルフ脱毛は女性にとって大きな手間のひとつです。セルフ脱毛に毎日30分かけているなら1週間で約4時間、1ヶ月なら15時間以上のロスにつながります。

また、自宅でのセルフ脱毛は予期せぬ皮膚トラブルの原因の1つです。シェーバーやカミソリでセルフ脱毛を行う場合、誤った方法で皮膚や毛根を傷つけてしまうリスクもゼロではありません。


セルフ脱毛による傷は皮膚の腫れや痛み、毛嚢炎などにつながります。信頼できるクリニックで定期的にVIO脱毛を行い、アフターケアを徹底することで安全に脱毛を継続可能です。

水着や下着の着用時にストレスを感じにくい

VIOのムダ毛が残っていると水着や下着の着用時に余計なストレスを感じます。特に露出の多い水着の場合、アンダーヘアがすき間から出ないかと気になる女性も少なくありません。

VIO脱毛を丁寧に行うことでアンダーヘアによる余計な心配がなくなり、露出の多い水着や下着を安全に着られます。

生理時に清潔を保てる

生理中の衛生状態をキープする意味でもVIO脱毛は重要です。デリケートゾーンのムダ毛が残っていると生理時に経血がアンダーヘアに溜まり、雑菌が繁殖してしまいます。VIOラインを適切に脱毛することで雑菌が繁殖しにくくなり、不快な臭いや皮膚疾患の予防が可能です。

コンプレックスの解消

VIOラインの濃さは女性にとって大きなコンプレックスにつながります。特にアンダーヘアが濃いと汗や湿気によって臭いが発生しやすくなり、悩みの原因として挙げられます。

VIO脱毛を行うことで臭いやムレなど下半身の悩みを解消可能です。また、最近ではハイジニーナをはじめ清潔感がより重視されているため、主流に乗っている安心感も得られます。

VIOの医療脱毛ならS-Labo(エスラボ)がおすすめ

脱毛初心者が医療脱毛を受けるならエスラボがおすすめです。エスラボは初心者からリピーターまで安心して通えるファスト美容クリニックです。エスラボのおすすめポイントは以下の通りです。

  • ・幅広い毛質に対応
  • ・コース契約は一切なし
  • ・オンラインで24時間予約可能

幅広い毛質に対応

エスラボでは波長の異なる2種類のレーザー、アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーを使用しており、幅広いタイプのムダ毛処理に対応しています。産毛から硬毛まで幅広いタイプのムダ毛を安全に処理できます。また、体質に合った種類の麻酔をご用意しているため、施術時の痛みはほとんどありません。

コース契約は一切なし

エスラボでは脱毛メニューのコース契約を一切行っていません。そのため、コース料金の前払いによる高額の支払がなく、1回ごとの予約が可能です。期限を気にする必要もないため、自分のペースで通うことができます。

オンラインで24時間予約可能

エスラボではLINEアプリから24時間予約可能です。Webサイトから公式LINEアカウントを友達追加するとLINEから簡単に施術の予約を入れられます。自分に合った施術を理解したうえで、VIO脱毛を受けましょう。

▼S-Labo(エスラボ)の医療脱毛のページはこちら
 https://www.s-labo.clinic/beautymenu/depilation/

この記事の著者のドクター
末岡 大輔
S-Labo(エスラボ)クリニック渋谷院
【経歴】
2016年:東京女子医科大学病院 前期研修医として勤務
2018年:東京医科歯科大学病院 形成外科 後期研修医として勤務
2019年:日本赤十字社 武蔵野赤十字病院 形成外科医員として勤務
2020年:東京医科歯科大学病院 形成外科勤務
2021年:茨城県厚生農業協同組合連合会 総合病院土浦協同病院 形成外科勤務
2021年:日本赤十字社 武蔵野赤十字病院 形成外科医員として勤務
2022年:東京医科歯科大学病院 形成外科勤務
2023年:聖心美容クリニック六本木院勤務
2024年:S-Labo(エスラボ)クリニック渋谷院勤務

【資格・所属】
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本美容外科医師会会員
日本形成外科手術手技学会会員
ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
ボトックスビスタ認定医
※無断キャンセルの場合、キャンセル料5,500円をいただきます